桂文枝「藤井四段来て」新演芸場命名「喜楽館」

神戸の定席名称を「神戸新開地・喜楽館」と発表した上方落語協会の桂文枝会長(前列左から2人目)と、井戸敏三兵庫県知事(同左端)、久元喜造神戸市長(同右端)ら(撮影・村上久美子)

 上方落語協会会長の桂文枝(74)が16日、神戸市新開地に来年夏開館予定の定席の演芸場を「神戸新開地・喜楽館(きらくかん)」と命名したと発表した。

 文枝の名誉館長就任も決まっており、落語の定席運営に加え、夜興行では音楽や多様なイベントも計画。文枝は将棋ファンで、神戸市出身の谷川浩司九段と親交があることから「谷川さんに協力してもらい、将棋ともコラボしたい。ぜひとも藤井聡太四段にも来ていただきたい」。施設整備費用の寄付も呼びかける。