斉藤由貴不倫認めた、戒律破りモルモン教脱会も視野

斉藤由貴(17年8月3日撮影)

 女優斉藤由貴(51)が11日、これまで不倫関係を否定してきた50代男性医師について、報道各社へのファクスで不倫だったことを認め、すでに関係は解消したとした。男性医師が同日放送の情報番組で不倫を認めたことを受け、コメントを出した。

 斉藤はファクスで「お相手の男性に、女優としても、女性としても、頼りすぎてしまいました。でも、もう、終わりにしました」と、不倫関係であったことを認め、報道後に関係解消したとした。男性医師の家族に対しても「心よりお詫びいたします。本当に、辛い思いをさせ、苦しめてしまったこと、この場をお借りしてお詫び申し上げます」と謝罪した。

 不倫疑惑報道直後、先月3日の釈明会見で斉藤は、男性医師について「家族がお世話になってるお医者さん。アドバイザーで指導してくださる方」と、医師と患者の関係で、体調面でサポートを受けていると強調。男女関係にあるのか聞かれ「そういうことではありません」と、怒りに満ちた表情で否定していた。

 否定したのは子供のことを考えたためだという。同じモルモン教徒の夫との間には高校生の長女、中学生の長男、次女と思春期の子供が3人いる。この日のファクスで「本当のことをお話しできず、誠に申し訳ありませんでした。子供達が目にすることを考えると、あの公の場で何もかもお伝えすることは、私にはどうしても出来ませんでした」と理由を説明した。

 会見では不倫報道の核心部分を夫と話し合っていないと話した斉藤だが、今回は「ありのままを話し、謝罪しました」と告白。夫には「子供たちのことを第一に考えよう、お互い努力し直そう」と言われたそうで、今後も話し合いを重ね、離婚しない方向であるとした。

 不倫報道に関連し、配偶者以外の異性との性的接触を禁じるモルモン教の戒律も話題になった。斉藤は、地元の教会の指導者に除名処分を願い出たことを明かしたが「教会のために由貴さんがいるのではない、由貴さんの人生のために教会がある」という言葉をもらったとした。斉藤は「甘えていいとは思っておりません」と脱会も視野に入れていることを示唆した。

 不倫を認めたことで、KDDI通信ブランド「au」や美容商品販売「エミネット」とのCM契約は先行き不透明だ。斉藤は「全て私の責任です。今後お仕事で派生するペナルティーは、覚悟してお受けいたします」と全面謝罪している。この日斉藤はオフで、12日以降はドラマ収録など予定通り仕事を行う。あらためて会見を開く予定はない。

<不倫疑惑報道の経緯>

 ▼8月3日 週刊文春が斉藤と医師との不倫疑惑を報じる。手つなぎ写真などを掲載。同日夜に斉藤が会見し、医師と患者との関係として、不倫を否定。

 ▼9月5日 フラッシュが、2年前に撮った2人のキス写真とされる写真を掲載。斉藤の所属事務所は真贋(しんがん)を明確にせず。

 ▼同7日 斉藤はニッポン放送「オールナイトニッポン MUSIC10」の生放送に出演。「飯がまずい毎日を送っている」と意味深トーク。

 ▼同11日 斉藤、男性医師が不倫を認める。