DISH//「かぜひこうぜ」雨中公演に3000人

台風18号の影響で雨が降りしきる中、4回目の日比谷野外大音楽堂公演を行った5人組男性ダンスロックバンド、DISH//(ディッシュ)。前列左からベース小林龍二、ボーカル北村匠海、ギター矢部昌暉、後列左からドラム泉大智、DJ橘柊生

 5人組男性ダンスロックバンド「DISH//(ディッシュ)」が17日、東京・日比谷野外大音楽堂で公演した。

 同所公演は4回目。台風18号の影響で15分遅れてスタートした。降雨の中、DJ橘柊生(21)は「みんなシャンプーを持ってきてた?」と冗談まじりに観客3000人にあいさつ。2時間以上、メンバーもずぶぬれになりながら、窪田正孝(29)主演のフジテレビ系連続ドラマ「僕たちがやりました」(火曜午後9時)の同名主題歌などを、20曲以上を披露した。

 ベース小林龍二(20)は「DISH//6年目ですが、こんな雨の中でライブをするのは初めて」。ボーカル北村匠海(19)は「ステージがビショビショだね」。橘は「野外でライブをやっているのって、俺らぐらい? 明日、一緒にかぜをひこうぜ」と観客に呼び掛け、歓声を浴びていた。

 アンコールで、北村は「雨の中でボロボロになりながらのライブでしたが、今日やれて良かったです」とホッとした表情。さらに「伝説のライブになりましたが、一生やりたくないです」と苦笑いしながらも「もっと成長するために、大きな足跡を残せたライブになったと思います」と手応えを口にした。