漫才師の若井たまるさん、肺炎のため死去 62歳

 漫才師の若井たまるさん(本名・土井靖章=どい・やすあき)が24日午前7時7分、肺炎のため、大阪市内の病院で亡くなった。62歳だった。この日、所属事務所が発表した。同事務所によると、以前から肝硬変を患うなど、内臓の持病があったという。

 たまるさんは、タレント森脇健児と同じく、昭和を代表する上方漫才コンビの「若井ぼん・はやと」の故若井はやとさんの弟子で、若井やるき(47)とのコンビで活動。往年の関西の人気番組「痛快!エブリデイ」にも出演していた。

 私生活では、10年に3度目の結婚をして話題になるなど、個性派芸人でもあった。

 通夜は25日午後6時から、告別式は26日午後1時から、ともに大阪市阿倍野区阪南町5の16の1「公益社 西田辺会館」で行われる。

 喪主は姉の土井栄子(どい・えいこ)さん。