50年目の和田アキ子、80歳になってもブルースを

純白の衣装で「古い日記」を熱唱する和田アキ子。後ろのスクリーンには、特大の歌詞が登場した(撮影・横山健太)

 和田アキ子(67)が24日、東京・かつしかシンフォニーヒルズで、今日25日からスタートする、歌手デビュー50周年記念全国コンサートツアーの公開リハーサルを行った。68年10月24日に「星空の孤独」でデビューし、今日から50周年イヤーに突入する。「80歳になっても赤のマニキュアをしてブルースを歌っていたい」。そう言い切れるほどに迫力ある歌声で、名曲「古い日記」、「夢」と新曲「また明日も歌いましょう」の3曲を熱唱した。

 「50年たっても緊張だけは直せないの」。ただし、サビでマイクを徐々に口元から離しながら歌声を震わせるのは、最上級のビブラートだ。いきものがかりのリーダー水野良樹(34)が「アッコさんに、阿久悠さんの『あの鐘を鳴らすのはあなた』を超える歌を歌っていただきたい」との思いで制作した新曲のバラードを、11人のバックバンドとコーラス隊を従えて、荘厳に歌い切った。「レコーディングの時から涙が出た曲。これからずっと歌い続けられるわ」。報道陣への初披露で、来年7月までの全国15公演への手応えをつかんだ。

 記念イヤーは、本業の歌手として精力的に活動する。今日発売のベストアルバム「THE LEGEND OF SOUL」では、全86作のシングルからファン投票で選ばれたトップ10を収録。1位「あの鐘-」、2位「古い日記」、4位「笑って許して」などとともに新曲も入る。来年1月24日には、洋楽のグラミー賞受賞曲ばかりのカバーアルバムも発売。「次の目標? 10年後も今日と同じ顔触れの皆さんに取材されたいな」。充実の笑顔だった。【瀬津真也】