加齢臭は頑張っている証/ミス実践女子大・川井寧々

「卒業後はIT系企業に就職します」と話す川井寧々(撮影・中島郁夫)

 各大学のミスコン、ミスキャンパスのグランプリやファイナリストを紹介する「キャンパスクイーンに聞きたい!」(毎週1回掲載)の第3回は、昨年度のミス実践女子大ファイナリストの川井寧々(22)です。

 ミスコンは大学生活で人に誇れる思い出が欲しくて応募しました。アルバイトをして趣味にお金を使うことが有意義と思い、今も、あるミュージアムのチケット販売の窓口業務をやっています。卒業後はIT系企業に就職します。ミスコン出身だからといってアナウンサーという進路は考えませんでした。アナウンサーになりたいと心から思っている人は大勢います。それなら私は、ラッキーチャンスでアナウンサーになるのではなく、心からなりたい人に席を空けてあげたい。

 芸能系の仕事は容姿も重要。女性の賞味期限は25歳までと思っていて、それを過ぎたら私はビジュアル的に用なしになると考え、長くできる仕事を選んだ方がいいかなと思いました。(協力・スペースクラフト)

<オジサン質問コーナー>

 Q.会社の飲み会の2次会に誘う時、どうすればいいですか(51歳会社員)

 A.女性は飲み会でオジサンと体が触れたり顔を近づけられたりして距離が近すぎるのは嫌なのです。ただ加齢臭は大丈夫。頑張っている証拠ですから。汗臭いのも同じです。誘う際、あいまいな言葉はダメですね。次の日の予定があったり、帰宅後の予定もあるので、例えば「遅くとも終電まで」など明確な時間を言ってくれるといいですね。一番いいのは「途中で帰っても大丈夫だから」。これは楽になります(笑い)。

 ◆川井寧々(かわい・ねね) 1995年(平7)9月1日、千葉県生まれ。実践女子学園高卒業後、14年に実践女子大文学部に入学。特技は茶道、趣味は美術館めぐり。好きな食べ物は納豆巻きとオムライス。157センチ。血液型O。