貴乃花親方に東国原氏が珍提案「新しい協会作れば」

東国原英夫氏

 元宮崎県知事の東国原英夫氏(60)が、相撲協会との確執がささやかれる貴乃花親方(45=元横綱)について、「新しい協会を作ったら」と提案した。

 27日放送のフジテレビ系「バイキング」は、横綱日馬富士による平幕貴ノ岩への暴行問題を取り上げた。貴乃花親方が弟子の貴ノ岩が暴行を受けたことを協会へは報告せずに警察に被害届を出したことに、東国原氏は「協会と警察の両方に届けるべきだった。協会に届けることを怠った、これは組織人として失格です。財団法人として報告義務があるので」と指摘するとともに、「貴乃花親方はもう(協会と)決別するんだ、と。白黒決めるんだと腹決めてますよ」と推察した。

 その上で、「そこまで突っ張るんであれば、ひとつのアイデアなんですけど、もう相撲協会を出て新しい協会を作ったらどうですか」と提案。貴乃花親方が今回の騒動の責任を取る形で協会をクビになる可能性もあるとし、「今回、なんらかの処分は受けるでしょう。でも相撲を辞めるわけにはいかないので、『ウチは(協会を)出ます。独立した団体を作ります』と。そうしたら相撲界、結構面白くなりますよ。『八角理事長vs貴乃花部屋』みたいなのが」と期待した。