篠原涼子フジ「民衆の敵」下降止まらず…5・8%

フジテレビ系連続ドラマ「民衆の敵」の出演者たち

 フジテレビ系「月9」枠の連続ドラマ「民衆の敵~世の中、おかしくないですか!?~」(月曜午後9時)の4日第7話の平均視聴率が5・8%(関東地区)だったことが5日、ビデオリサーチの調べでわかった。前回第6話は6・5%で、苦戦が続いている。

 ここ数年、苦戦が続いていた同局の看板ドラマ枠「月9」だが、前クールの「コード・ブルー~ドクターヘリ緊急救命~THE THIRD SEASON」は、平均視聴率14・8%の高視聴率を記録。その勢いを本作でも持続できるか、月9完全復活の行方が注目されている。

 主演の篠原涼子(43)演じる平凡な主婦が、家計を助けるため高額報酬を目的に、ママさん議員になるべく市議会議員選挙に立候補し、悪戦苦闘する物語だ。

 第7話は、市長となった佐藤智子(篠原涼子)は、犬崎和久(古田新太)の人事を受け入れ、あおば市議会は犬崎派が牛耳る形となった。福祉政策を進める智子の市民人気はうなぎのぼりで、この人気を盾に、犬崎はニューポート開発を再び進めようとする。しかし、その委員会に、智子は出席することができなかった。犬崎はニューポート開発地区で反対運動を行う市民の強制排除に動く。記者たちに取り囲まれた智子は何も答えることができず、窮地に立たされる、という内容だった。