真屋順子さん死去、75歳「欽どこ」で欽ちゃん妻役

テレビ朝日開局35周年記念スペシャル番組「欽ちゃんのどこまでやるの!」収録 7年ぶりに勢ぞろいした欽どこファミリー。前列左から藤本正則(見栄晴)、真屋順子、萩本欽一、高橋真美、後列左から関根勤、小堺一機

 女優の真屋順子さん(まや・じゅんこ=俳優、本名高津詔子=たかつ・しょうこ)が5日までに死去、75歳だった。大分県出身。

 61年に俳優座養成所に入った。ドラマに主婦役で出演することが多く、76年に始まったテレビの人気バラエティー「欽ちゃんのどこまでやるの!」で萩本欽一さんの妻役を務め、一気に知名度を高めた。欽ちゃんの突っ込みに対し、ほんわかした受け答えで、ほのぼのとした家族の姿をお茶の間に届けた。

 主なドラマ出演作は「人形佐七捕物帳」「赤い絆」など。

 ドラマ共演で知り合った俳優の高津住男さんと結婚。00年に脳出血で倒れ、夫婦の共著で闘病記「ありのまま」を出した。