日劇の閉館でしみじみ思う、映画はやはり劇場で

 4日にTOHOシネマズ日劇が閉館した。閉館を前に、「さよなら日劇ラストショウ」という特別上映を行った。

 日劇にはお世話になった。まだ、記者ではないころ、「スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス」の初回を見に行った。盛り上がりも人もすごくて、本当に最前列の端っこしか空いていなかった。日劇の巨大なスクリーンを、最前列の端っこで見るのはかなり厳しい。オープニングから首が痛くなった。映画の感想というより、「いやあ、きつかった」が正直なところだった。

 それでも、思い思いのコスプレをしたファンが集まっている中で見るのは本当に楽しかったし、首が痛くなったおかげでこの上映が特別に印象に残っている。

 「-ラストショウ」では、「塔の上のラプンツェル」を見た。公開当時、劇場で見た時、無数のランタンが空に浮かぶシーン、ため息が出るほど美しかった。3Dで見たので、子供たちが手を伸ばしてランタンに触ろうとするくらいだった。この壮観さは劇場じゃないと味わえないとしみじみ思った。

 その後、同作が何度かテレビ放送されたが、劇場で見たほどの感動は得られなかった。だからもう1度劇場で見られるのを楽しみにしていたのだ。ランタンのシーンはやはり美しくて、このシーンをずっと見ていたいと思った。

 映画はやはり劇場で見るのがいい。日劇は閉館し、TOHOシネマズスカラ座、みゆき座とともにTOHOシネマズ日比谷に集約される。大きなスクリーンといい音響で、映画に没頭できる空間になるはずで、こちらにもお世話になりそうだ。