知念侑李「坂道のアポロン」完成披露でピアノ生演奏

中川大志とのセッションでピアノ演奏を披露する知念侑季

 Hey!Say!JUMP知念侑季(24)が5日、都内で、単独初主演映画「坂道のアポロン」(三木孝浩監督、3月10日公開)完成披露舞台あいさつに出席した。

 同作は知念演じる孤独な青年・薫が転校先の高校で一生ものの友達と恋、運命的な音楽との出会いで自らの人生を切り開いていく10年を描いた感動作で、同名コミックを原作にした作品だ。

 「単独主演ということで話を聞いたときからドキドキで、ずっとプレッシャーに押しつぶされそうだった」といい、「でも現場に入ったらすんなり入って行けた」と振り返った。「撮影だけでなく、休憩時間にバドミントンだったり、キャストだけでなくスタッフさんともコミュニケーションが取れたのが愛のある作品にできた一因でもあると思います」と胸を張った。

 音楽との出会いもテーマとなっている。「ピアノの練習は一昨年の9月から練習したけど、周りの大人たちがビックリするほど褒めてくれて」といい、「うまかったですね。乗りましたね、気持ちが」と笑った。

 この日、中川大志(19)小松菜奈(21)中村梅雀(62)真野恵理菜(26)三木監督(43)も登壇した。知念のピアノと中川のドラムで劇中さながらのでセッションを披露したが、途中から曲が「ハッピーバースデー・トゥ・ユー」に変わり16日、誕生日を迎える小松へのサプライズ演奏となった。小松は「まさかすぎてよく状況がわからないです。でもうれしすぎます」と喜びをかみしめた。

 知念は「この作品はどの世代にも通じる大切なものが詰まった作品で、心に刺さる作品だと思います」と胸を張り、三木監督は「自分にとっても一生ものの作品になりました」とアピールした。