菅田将暉が主演男優賞「監督とヤンさんに伝えたい」

最優秀主演男優賞を受賞しブロンズを手にする菅田将暉(撮影・小沢裕)

 菅田将暉(25)が「あゝ、荒野 前編」で最優秀主演男優賞を受賞した。

 同作での演技が高く評価され、日刊スポーツ映画大賞など本年度の各種映画賞主演男優賞を総なめにしてきた菅田だが、受賞が決まると「こんなに信じられないことはあまりない」と動揺を隠せなかった。「2017年いろいろ他にも賞を頂いて、自分がどこにいるか、何を大事にしているのかを実感する機会って、自分で作らなければないんですけど、今日は菅田将暉としてすごくうれしいです」と独特の表現で喜びを表した。

 受賞後の取材では「監督と(ダブル主演した)ヤン(・イクチュン)さんに伝えたい。後は親ですね、写真だけ送ります」と笑った。青年がボクシングと出会い、熱く激しい世界にのめりこんでいく作品で、菅田は過酷なトレーニングを積み役作りに励んだ。「プロボクサーみたいに食事を制限したり、自慰行為をするなとか、性的なものも全部止める気持ちで。まあひどいもんでした」と、自分を追い込んだ撮影を振り返った。

 菅田は4年前に「共喰い」で新人俳優賞を受賞している。「初めて来たときはすごく息苦しかったです。張り詰めた空気と、何に緊張していいのかも分からない感じ。今日は呼吸しやすかったです」と変化を明かした。