東京・歌舞伎座「四月大歌舞伎」が2日、初日を迎えた。片岡仁左衛門(74)と尾上菊五郎(75)がそれぞれ悪人2人を演じ分ける演目に出演している。
演じ納めを意味する一世一代と銘打ち、当たり役の「絵本合法衢」に出演する仁左衛門は「善人より悪人の方が演じていて楽しい。出ずっぱりの2役を、お客さまの期待に応えられるよう25日間演じ続けるのはこれが最後かなと思います」と話している。
「裏表先代萩」で23年ぶりの悪人2役を演じる菊五郎は「台本を見直して物語を整理し、ドラマチックで面白い展開を心がけました」と、自ら台本を手直しして練り上げた。
ほかに尾上松緑が西郷隆盛を、中村錦之助が勝海舟を演じる「西郷と勝」。
26日まで。