永野芽郁「半分、青い。」律の前で鈴愛涙18・8%

会見に出席した、左から北川悦吏子さん、滝藤賢一、永野芽郁、松雪泰子、手前は矢崎由紗

 女優永野芽郁(18)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「半分、青い。」(午前8時)13日放送第11話の平均視聴率が20・6%、14日放送の第12話が18・8%(ともに関東地区)だったことが16日、ビデオリサーチの調べで分かった。

 同ドラマは、岐阜県や東京が舞台で子供の頃に左耳を失聴した鈴愛(すずめ)が、家族や、同じ日に同じ病院で生まれた幼なじみたちに支えられながら成長する姿を描く。鈴愛は少しうっかりしているところもあるが、バイタリティーにあふれ、失敗を恐れない性格で、高度経済成長期を背景に一大発明を成し遂げる。脚本家北川悦吏子さんのオリジナル作品。主題歌は初の楽曲提供を行った星野源が歌う。

 あらすじは、鈴愛(矢崎由紗)は生涯左耳の聴力が元に戻ることはないと晴(松雪泰子)から告げられたが、何事もなかったように明るく日々を過ごす。気丈にふるまう鈴愛の姿に晴は母親としての責任を感じ夜な夜な涙する。そんな晴を宇太郎(滝藤賢一)と仙吉(中村雅俊)は支えようとする。そんなある日、学校の体育の授業で鈴愛にめまいの発作が。そのピンチを律(高村佳偉人)が救った。そんな律の前で鈴愛は初めて涙を流した。母の晴も鈴愛の片耳失聴が宣告されて以来、笑顔なく落ち込み弱っていく。そんな晴を和子(原田知世)らは気遣うが、元気になる気配はなかった。鈴愛は律と左耳にいるという小人が踊る走馬燈を作り、晴や家族に披露。聞こえなくなった左耳の中で広がる世界を表現したものだった。そして時はたち、鈴愛と律は高校3年生になった、という内容だった。