石井竜也、山本リンダから舞台裏で説教「冒涜だ」

石井竜也(左)と山本リンダ

 米米CLUBのカールスモーキー石井こと石井竜也(58)が、歌手の山本リンダを怒らせてしまったエピソードを明かした。

 石井は13日放送のTOKYO MX「5時に夢中!」に出演。米米CLUBにまつわるさまざまな“伝説”について証言した。

 ライブでは毎回ド派手な衣装と豪華なセットを組んだステージで知られるが、巨大恐竜のオブジェや可動式の柱などに数億円を費やし、これまでに掛かったとされる総額は100億円以上とも言われている。石井は「お客さんからいただいたお金は全部ステージに掛ける」という同グループの当初からの方針を明かした上で、「最初はまあ100万円程度だったんですけど、相当な収益が上がるようになってくると、すごいセットを作るようになって、それが癖のようになっていっちゃって。最後はもうとんでもない、ほんとに1個3億とかそれ以上掛かってると思う。ジェームス小野田の衣装も1着、安く見積もっても300万くらいから800万くらいまで掛かってました」と明かした。

 また、かつてライブでは山本リンダのカバーを披露していた同バンド。ヒット曲「狙いうち」のオリジナルにはない“3番”を自作し、本人の前で披露したこともあったというが、「本人の前で歌ったのがまずかったですね」と苦い表情で振り返った。

 遊び心あふれる石井だけに、その自作歌詞も「『ウソだ~、ウソだ~』って歌っちゃったんですよね。そうしたら本人、怒るじゃないですか。大事にしている曲だし、リンダさんが作った曲じゃないしね。作詞作曲者がいるわけだから、『冒涜(ぼうとく)だ!』って言われちゃって……」と振り返った。

 ステージで披露している最中はリンダもニコニコと笑っていたというが、終わってから舞台裏であいさつをすると「あなたたち、ちょっとこっち来て」と呼ばれて説教されたそうで、石井は「あの時は本当に申し訳ございませんでした」と反省した。