新人歌手の桜井一輝(33)が18日、東京・築地の日刊スポーツ新聞社を訪れ、この日発売したデビューシングル「優しい雨」をPRした。
作詞、作曲はAKB48の「365日の紙飛行機」を作曲した青葉紘季。キャッチーなメロディーに乗せ、桜井は柔らかく伸びのある声で歌い上げている。「だれでも知っている楽曲を作ったビッグネームの方に提供していただき、光栄です」。
楽曲の世界観について「終わってしまった恋を未練たらしく感じながらも、サヨナラして、新しい1歩を踏み出していくときの心境」と説明する。実は歌詞には桜井の実体験が色濃く投影されている。リアリティーを追求するため、桜井が過去の恋愛経験や感じたことなどを箇条書きにし、それを青葉氏が拾い上げて歌詞にまとめあげた。ポイントは「雨が好きだった彼女」だった。桜井の人間性を大きく変えてくれた女性のことを思いながら歌っており、だからこそ聴く者の胸に響いてくるものがある。
大阪府岸和田市の出身。年齢的には遅めの新人で、デビュー自体が2度目だ。かつては演歌系だったが、今回はポップスに挑戦する。「聴いた人が元気になったり、癒やされたりするような歌い手になりたい」と抱負を語る。5月26日には地元の岸和田市でデビュー記念のライブも予定されている。期待の新人は、1歩1歩階段を上がっていく。