沢村一樹が月9初主演「絶対零度」上戸彩と共演

フジテレビ「絶対零度」に出演する沢村一樹

 フジテレビ「絶対零度」シリーズは、シーズン1ではコールド・ケースと呼ばれる“未解決事件”を、シーズン2では“潜入捜査”をテーマに、新米女性刑事・桜木泉の活躍と成長を描いてきた。

 フジ7月期の月9は、「絶対零度」シリーズが、装いも新たに元公安のエリート刑事・井沢範人を主人公に、“未来の犯罪を予測して捜査する”ということをテーマに、潜入捜査やアクション、予期せぬ展開とエンターテインメント性をパワーアップた「絶対零度~未然犯罪潜入捜査~」に決定した。

 主人公・井沢範人は、フジテレビ月9に初主演となる、沢村一樹が演じる。また、前シリーズから7年を経て、一流の捜査官に成長したが、ある捜査中に突然失踪、消息を絶ってしまった桜木泉として、前シリーズと同様、上戸彩が出演することも決定した。前シリーズまでの主人公・桜木は、物語全体の謎のカギを握る存在として登場する。上戸は、「昼顔」以来、4年ぶりのフジテレビ連続ドラマ出演となる。

 沢村が演じる井沢範人は、ひょうひょうとしてつかみどころのない印象を周りに与える人物ながら、実は元公安のエリート刑事。ある事件を起こしたことをきっかけに公安から、総務部・資料課に室長として転属に資料課には、警察内で厄介払いされたトラブルメーカーたちが集められていた。“警視庁の吹きだまり”ともいうべき資料課だが、実は秘密裏に進められている、ある重要なプロジェクトの任務を託されている。そのプロジェクトとは、日本国民のあらゆる個人情報、日本全国の監視カメラの映像、メールや電話の通信データ、などが集約されたビッグデータを解析し、過去15年分のさまざまな犯罪データと照らし合わせ、AIが統計学的に、これから起こる重大犯罪、主に“殺人”を犯す可能性の高い危険人物として割り出す“未然犯罪捜査システム=ミハンシステム”の実用化プロジェクト。

 資料課に課せられたミッションは“未然犯罪捜査チーム=ミハン”として、“ミハンシステム”の割り出した、未来の危険人物が起こすかもしれない重大犯罪(主に殺人)を阻止すること。データが示すのは危険人物の名前だけで、何が起こるかは分からず、いつ、どこで、誰が、なぜ、殺されようとしているのか? それらのことを潜入捜査しながら突き止めていく。しかし、現時点でこのような捜査は違法捜査。表向きは総務部・資料課として活動しており、警察内でも彼らの存在は秘密にされている。潜入捜査あり、アクションあり、エンターテインメント要素をふんだんに詰め込みながら、予想もつかない展開の連続で見る者の心をつかむ。

<沢村一樹コメント>

 -フジテレビ月9に初主演だと思いますが、その感想や意気込みなどをお願いします

 「新しい“月9”、新しい『絶対零度』に挑戦するチームに参加させて頂けること、うれしく思います。刑事ドラマ作りは何よりもチームワーク。スタッフ、キャストが力を合わせて、楽しく、時には意見をぶつけ合えるような現場作りができたらなと思います」

 -「絶対零度」シリーズの新シリーズの主演を演じられることについてお聞かせください

 「脚本を読ませていただいて、『絶対零度』は成長し続ける作品なのだと実感しました。これまでのバトンをしっかり受け継ぎながら、“未然犯罪捜査チーム”、通称“ミハン”を新たな舞台に、2018年の今でしか作れない、そして今回のキャストならではの“変化”を、皆さんに楽しんでいただきたいです」

 -今作の役柄についてお聞かせください

 「井沢範人は、人の不幸に直面しなければならない刑事という職業を通して、自分自身も深く傷付き、一度は自分の心を殺してしまった男。どういう意図と目的かは定かではないですが、現在はお調子者で、のらりくらりとしながらもリーダーシップを発揮し、クセの強い部下たちをまとめていきます」

 -今作の見どころについてお聞かせください

 「物語は多くの謎をはらんだまま進行していきます。謎の失踪を遂げた上戸彩さん演じる桜木が“ミハン”と、今後どのような形で絡み合うのか……。井沢の、冒頭で見せる凶行と班長としてのギャップの裏にはなにがあるのか? “未然犯罪の捜査”というまだ起こっていない、これから起こる可能性の高い犯罪の捜査をすることでの葛藤、これでもかというほど、クセの強い登場人物たちの背景に一体、何があったのか、今後のストーリーの展開が気になります。そして“コレ、本当にできるのか?”というアクションシーンや、これぞ刑事ドラマと言わしめるチームワーク、など見どころが満載です!」

 -視聴者の皆様に一言、お願いします

 「月9の“ミハン”で、あっという間の1時間を、存分に楽しんで下さい!」

<上戸彩コメント>

 -今作の出演が決まったことについて一言お願いします。

 「前作から7年経った“桜木泉”がどう成長してきたか、空白の時間をお届けできたらと思います。“桜木泉”を生かし続けてくださる皆様に感謝しています」

 -以前に、沢村さんとの共演されたことがあったかと思いますが、今回の沢村さんとの共演についてと視聴者へ一言お願いします

 「沢村さんとの11年振りのセッション、そして普段のおもしろい沢村さんが、ミステリアスな井沢範人をどう演じられるのか、そこに桜木がどう絡んでいくのか、私自身、楽しみにしています!」