生駒里奈、乃木坂卒業後初の主演舞台は魔法少年役

舞台「魔法先生ネギま ! ~お子ちゃま先生は修行中 ! ~」に主演が決まった生駒里奈は、原作漫画を持って笑顔を見せる(ⓒ赤松健・講談社/舞台「魔法先生ネギま!」製作)

 今月6日に乃木坂46を卒業した生駒里奈(22)が、舞台「魔法先生ネギま!~お子ちゃま先生は修行中!~」(7月12日からアイア2・5シアタートーキョーで上演)で主演することが28日、分かった。

 卒業後初の主演舞台で、10歳の天才魔法少年を演じる。

  舞台の原作は03年から12年まで「週刊少年マガジン」に連載された漫画「魔法先生ネギま!」。これまでアニメ化やドラマ化、ゲーム化もされた人気作品で、舞台化は初となる。生駒は、立派な魔法使いになるため女子中学校で教師として修行することになった魔法少年、ネギ・スプリングフィールド(ネギ先生)を演じる。男性役は初挑戦となる。女子中学生たちに振り回されながら成長していくラブコメディーだ。

 生駒は、ショートカットのボーイッシュなルックスが魅力の1つ。少年漫画好きとしても知られ、テレビドラマで「NARUTO」の主人公、うずまきナルトのコスプレを披露したこともある。今回演じる魔法少年も、ハマり役となりそうだ。舞台の制作関係者は「男性からも女性からも好かれる生駒さんの唯一無二の魅力が、不器用ながらもまっすぐで愛されるネギ先生役にぴったりだと思いました」と起用理由を説明。「先生役として若いキャストをまとめて引っ張っている姿も目に浮かびます」と期待を寄せている。

 今年1月に卒業を決めた際、「表現をするお仕事をはじめ、いろんなことに挑戦したい」と話していた生駒にとって、新たなステップとなりそうだ。「自分にとって大きなターニングポイントになると思います。とにかく、精いっぱい頑張りたいという気持ちでいっぱいです」と、来月から始まる稽古を心待ちにしているようだ。10歳の少年役も新境地となるが、「見た目はきっと誰にも負けないネギくんになれると120%の自信があります!」と笑顔で意気込んでいる。

 ◆「魔法先生ネギま!」 赤松健氏による少年漫画。修行のため女子中学校の教師となったネギ先生と、ネギを翻弄(ほんろう)し時に力となる個性豊かな女子中学生31人が物語を展開する。ラブコメディーだけでなく、ネギが最上級の魔法使いを目指すための魔法を使ったバトル要素もある。続編「UQ HOLDER! ~魔法先生ネギま!2~」が「別冊少年マガジン」で連載中。