「テルマエ・ロマエ」などの作品で知られる漫画家でエッセイストのヤマザキマリ氏(51)が、「全然、売れなかった」という“知られざる”初期作品について語った。
ヤマザキ氏は1日放送のNHK「あさイチ」に出演し、“イチオシ”の漫画作品を紹介。この日は脚本家の内館牧子氏もトークゲストとして出演していたが、「私の人生で初めての単行本は、実は内館牧子先生が原作だったんです」と、2001年に出版された作品「有名人」の単行本を披露した。
「知られざる作品。今もうどこでも手に入りません。ネットで見ても無いです」と、現在では入手困難な“幻の作品”になっているという。内館氏が「全然、売れなかったんですよね」と振り返ると、ヤマザキ氏も「全然、売れなかったんですよね。絶版になりましたから」と自虐して笑いを誘った。
全然売れなかったというレア作品だが「それだけに中身も相当すごいです」というヤマザキ氏。「少女漫画なのに、いきなり破滅していく女の話なんですよ。有名になったはいいものの、アル中にはなるわ、どんどん墜落していく」とその内容を紹介し、「いきなりこういう漫画を私は描かなくてはいけないのかっていう葛藤が(作品に)にじみ出ている」とボヤいた。