歌手の坂井一郎(56)が6日、日刊スポーツ(大阪市北区)に来社し、2年ぶりの新曲「男の日記帳」(6月20日発売)をアピールした。16年に患った大病からの復帰第1作。「自分にとっては、拾った命。いただいた楽曲は、人生のボーナスだと思っています」。自身と重なる新曲に込めた思いを明かした。
デビュー20周年記念曲、ベストアルバムを発表した直後の16年春に病が発覚。同年7月に手術を受け体重は7~8キロも落ちた。その後も治療に専念していたという。手術後は数歩しか歩けないほど体力も落ちたが、治療やリハビリに集中し、再起をめざしていた。
そんな中の18年1月に「男の日記帳」の歌詞が届いた。「人生観が変わった」という程の大病を伝え聞いた作詞・鈴木紀代氏、作曲・叶弦大氏による復帰作だった。自身の状況、心情そのもののような歌詞に驚き「泣かずに歌えるかな」と感動した。「いただいたこの曲は、応援メッセージも込められています。前を向いて、世の男性、女性に歌で問いかけていきたい」。思いの丈を新曲に込めて、復活をアピールする。