フジ日本戦44・2%、前半ロスタイムに瞬間54%

日本対ポーランド 試合後、手をたたいてスタンドの声援に応える日本の選手たち(撮影・PIKO)

 フジテレビが28日午後10時40分から放送したサッカーワールドカップ(W杯)「日本-ポーランド戦」の平均視聴率が関東地区で44・2%(関西地区41・3%)と、高視聴率を記録したことが29日、ビデオリサーチの調べで分かった。一方、NHKが同時間帯に放送した「セネガル-コロンビア戦」の瞬間最高視聴率が、深夜0時52分に、関東地区で18・6%(関西地区も同時間に16・8%)を記録。国民の多くが決勝トーナメント進出が決まる瞬間を固唾(かたず)をのんで見守っていた。

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 寝不足気味の国民が目をこすって深夜の決戦にかじりついた。午後11時キックオフ、深夜1時10分まで「日本-ポーランド戦」を放送したフジテレビ系の平均視聴率が44・2%(関東地区)まで伸びた。瞬間最高は午後11時46分の54・0%(関西地区50・1%)。0-0で迎えた前半アディショナルタイムでホイッスルが鳴るまでのシーンだった。

 同時間帯の前4週平均の視聴率は4・2%、実に10倍以上まで跳ねた。各局と比較した番組視聴占拠率は73・5%で4人に3人近くが見ていた。今大会では19日のNHK「日本-コロンビア戦」の48・7%に次ぐ2番目の高視聴率になった。

 フジはW杯歴代1位の66・1%を記録した、02年の日韓大会の「日本-ロシア戦」を放送している。同局の放送に限るとそれに次ぐ2位。「ジョホールバルの歓喜」として知られる、98年フランス大会のアジア第3代表決定戦「日本-イラン戦」の47・9%を加えても歴代3位となった。

 この高視聴率で、同局は昼に社員食堂を無料開放した。社員からは「久々のランチ無料の振る舞い。会社全体が勢いづきます」と喜びの声が聞かれた。また、日本代表が終盤に消極的な戦い方をしたことについての意見が数件寄せられたという。【小谷野俊哉】