もう1度、武道館へ…を掲げる実力派歌手の日高正人(74)が5日、兵庫・尼崎市のホテルヴィスキオ尼崎でディナーショーを開催した。「~武道館への道~」と題したライブには、日高を兄貴と慕うシンガー・ソングライターのBOROも特別ゲストで駆けつけ、会場を盛り上げた。
メガヒット曲には恵まれないものの、83年にワンマンコンサートで日本武道館に1万2000人を動員した実力から“無名のスーパースター”の異名を持つ日高。あの栄光を再び…と夢を持ち続けることがエネルギー源となっている。そんな情熱に、兵庫・伊丹市出身で関西を拠点に活動を続けるBOROも影響を受ける1人。「日高さんは尊敬する、兄貴のような存在。心を込めて歌う姿を見ていると勇気がわいてくる」。今回は特別ゲストとして参戦し、ヒット曲「大阪で生まれた女」など3曲を熱唱した。
日高は昨年、「木守り望郷歌」(作詞喜多條忠、作曲小田純平)をリリース。日高節がピッタリ合うこの曲を多くの人に聞いてもらうことが、今の願いだ。「みなさんに感謝。本当にありがとうです。そして自分の道を貫いていきます」。35年ぶりの武道館へ、BOROら日高を慕うシンガーの応援を受けながら、夢実現を目指す。