松潤主演のNHKドラマ、深キョンとアイヌを伝える

NHK「永遠のニシパ~北海道と名付けた男 松浦武四郎~」の北海道ロケを行った松本潤と深田恭子

嵐の松本潤(34)が、北海道で、主演するNHKスペシャルドラマ「永遠のニシパ~北海道と名付けた男 松浦武四郎~」(来春放送)のロケを共演の深田恭子(35)と行った。

かつて蝦夷地と呼ばれた北の大地を1869年に北海道と命名し、アイヌの暮らしや文化を紹介するための記録やアイヌ語の地名を記した地図も作った幕末の探検家松浦武四郎を描く。

松浦を演じる松本は「松浦にスポットを当ててドラマを制作するのは今回が初めてということですが、縁あってこの大役を演じさせていただけることをうれしく思っています。現在、北海道で楽しく撮影している最中です。多くの方に北海道の魅力やアイヌの文化、幕末の歴史に触れていただくきっかけになればと思います」と抱負を語った。

北の大地の厳しい環境の中で調査を進める過酷なシーンも予定されているが、松本は、東京と比べ、涼しいことや「ご飯もおいしくいただいています」と同地のロケに満足げだった。

一方、深田は「北海道150年記念ドラマということで、この作品に参加できることをうれしく思います。アイヌの方々の誇り高き生き方を丁寧に演じられたらと思っております」と意気込みを語った。松浦と心を通わせるアイヌの女性リセを演じる。美しく、気高く家族を守っているが、多くを語りたがらない過去を持つ神秘的な設定という。

ロケは北海道内の各地で9月上旬まで行われる予定。