山崎賢人「グッド・ドクター」第8話9・4%

新堂湊(山崎賢人=左)と小児外科長の間宮啓介(戸次重幸)(C)フジテレビ

30日に放送された、俳優山崎賢人(23)主演のフジテレビ系主演連続ドラマ「グッド・ドクター」(木曜午後10時)第8話の視聴率が9・4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが31日、分かった。前週より、3・6ポイントダウンした。

初回から11・5、10・6、11・6、10・6、12・2、10・8、13・0%だった。

自閉症でコミュニケーション能力に難があるが、驚異的な記憶力を持つサヴァン症候群の青年医師・新堂湊(山崎)は、レジデントと呼ばれる研修医として東郷記念病院小児外科に勤務することになる。

保身第一の小児外科長の間宮啓介を演じる戸次重幸(44)は「撮影に入る前に、プロデューサー、ディレクターから間宮についての説明を受けました。間宮は何一つ間違ったことを言っていない、組織の人間として正論を言っているだけ。だけど、そういう人をドラマに落とし込むと悪者に見えてしまう。根底としてそういう流れになるので、悪者を演じるというよりも“1+1=2である”という人物をしっかりと演じていただければ、悪く見えるようになっていますから、ということでした。僕もその心構えで演じています。それで改めてオンエアを見てみると、確かに間宮だけが正しいことを言ってるよね、というシーンがいくつもあります。病院のコンプライアンスを考えると、絶対に助かりそうにない患者を手術して成功しなかったら病院自体の評判や責任問題になるから回避しようとします。残念ではありますけど、現実でもそういうことは病院に限らず往々にしてあるように思います。間宮も医者になったころは高い志を持ってバリバリ手術をしたり、真摯(しんし)に患者と向き合っていたと思います。でも、何かのタイミングで組織の中で上に立つことが一番になってしまい、医者の本分が二番目になっていたんだろうなと、思っていて…。間宮は弱い人間でもあるんですよ。ですが、間宮のような人は現実社会でも多いのではないでしょうか。僕は間宮のような人間で日本の社会が出来ていると思っているんですけど(笑い)」と話している。

第8話では、湊(山崎賢人)は入院している森下伊代(松風理咲)の恋に付き合う。伊代は滝川亮平(萩原利久)が好きなのだが恥ずかしくて声をかけることができないでいた。湊の先輩医師の瀬戸夏美(上野樹里)は患者の早見陽翔(鳥越壮真)と母親の香織(酒井若菜)、そして陽翔の兄の翔太(池田優斗)を心配していた。香織は小児外科主任の高山誠司(藤木直人)に陽翔を診てもらうため、夫を残し翔太を連れて東京へ来ている。夏美は香織の看病疲れはもちろん、陽翔のために転校した翔太の環境変化も気にかけていた。

夏美と湊が回診に行くと、陽翔が次の日曜日に外出したいと願い出る。湊が外出には高山の許可が必要だと説明していると、香織が階段から転落して運ばれて来たと連絡が入った。病室に運ばれた香織は命に関わるようなけがはなかったが、陽翔には今日は家の用事で行けなくなったと話して欲しいと夏美たちに頼む。香織に付き添ってきた翔太が部屋を出て行く。湊は翔太を追いかけ、陽翔の病室に案内しようとする。だが、翔太は湊の言葉を聞こうともせずに去ってしまった。湊は翔太がなぜトゲトゲしくなっているのか理解出来なかった。その日、湊は帰り道に酔っぱらってクダを巻く男に出くわす。それは小児外科長の間宮啓介(戸次)だった。間宮も翔太のようにトゲトゲしいと湊は感じるのだった。