香川照之「来て」小2昆虫少女にEテレ出演オファー

新種昆虫ネーミングセレモニーを行った、左から九州大・三田敏治助教、松島理桜さん、香川照之(撮影・松本久)

俳優香川照之(52)が12日、東京・台東区の国立科学博物館で、新種昆虫ネーミングセレモニーに参加した。

ハチの新種に名前を付け、論文で発表をするという企画に1000通以上の応募があり、都内在住の小2松島理桜さん(8)が当せん。この日、記念品などの授与が行われた。

自宅で約20匹の昆虫を飼育している松島さんは「とってもうれしい。将来は昆虫博士になりたいです」と、ジャンプをしながら喜びを表現した。

子どものころから自宅庭でカマキリを飼育している昆虫好きの香川は「私も新種は発見したことがない」と話しながら、松島さんの“昆虫ラブ”を目の当たりにして、「明日、Eテレ(科学系番組「香川照之の昆虫すごいぜ!」)の収録があるので、来てくれないか?」とオファーをするほどだった。

香川は自身のカマキリ飼育について「虫かごに入れるのは好きじゃないから庭で飼育します。飛んでいってしまったらそれまで。一期一会。今は10匹くらいいます」と説明した。

新種のハチは「セイボウ(青蜂)」の一種で、今年2月に九州大・三田敏治助教がマダガスカルで発見。7月13日から同所で開催中の特別展「昆虫」(10月8日まで)で展示している。