織田裕二「SUITS」2桁割れ8・9%

幸村チカ(鈴木保奈美=左)は元夫が代表を務める会社を助けるように甲斐正午(織田裕二)に命じる(C)フジテレビ

29日に放送された俳優織田裕二(50)主演のフジテレビ系連続ドラマ「SUITS/スーツ」(月曜午後9時)第4話の視聴率が、8・9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と30日、分かった。前週の10・3%より1・4ポイントのダウンとなった。

初回は14・2%、第2話11・1%、第3話は10・3%だった。

織田が演じるのは、勝利のためなら手段を選ばないスーパーエリート弁護士・甲斐正午。相棒のニセ弁護士をHey!Say!JUMP中島裕翔(25)、弁護士事務所ボスを「東京ラブストーリー」以来27年ぶりの共演の鈴木保奈美(52)が演じる。

甲斐の秘書の玉井伽耶子を演じている中村アン(31)は「名字は玉井なんですけど、織田さんが『たま』って呼ぶようにしてくれて。やっぱり、仕事の場ですからどうしても敬語になってしまうんですけど、呼び方で近い関係なんだな、というところを感じてもらえたらいいなと思っています。絵の中に織田さんがいる破壊力はすさまじいな、と感じています(笑い)。織田さんは作品に対する熱い思いを持っていらっしゃいますし、ご自分のお芝居だけじゃなくて相手のことをちゃんと考えてくれている方なんです。最初は『話しかけてもいいのかな?』なんてちょっと思っていたんですけど(笑い)、織田さんの方からどんどん話しかけてくださるので助かっています」と話している。

第4話では、甲斐(織田)は、東大法学部教授の退職を祝う会に出席し、大手ファームに所属する後輩弁護士・畠中美智瑠(山本未来)と再会する。甲斐の目的は、訴訟を起こされた製薬ベンチャー「ナノファーマ」に関する情報を得ることだった。なぜなら甲斐は、チカ(鈴木)と「ナノファーマ」代表の辛島悠紀夫(小市慢太郎)がデートしているところを偶然目撃していたのだ。あくる日、甲斐は、チカから「ナノファーマ」を助けるよう命じられる。実は辛島は、チカの元夫だった。

辛島は、立花理乃(中原果南)と共同で、ある難病の特効薬『レミゼノール』を開発した。だが、薬の副作用で肝機能障害を起こしたという患者8人から訴えられていた。甲斐は、被害者の会の弁護士・福原太一(渡辺憲吉)に、見舞金を支払うことで和解したいと提案するが…。