V候補本命の和牛が1票届かず…3年連続M1準優勝

「和牛」の水田信二(左)と川西賢志郎

<M-1グランプリ2018>◇決勝◇2日◇テレビ朝日

漫才日本一を決める「M-1グランプリ2018」が2日、東京・六本木のテレビ朝日で行われ、06年結成のコンビ「和牛」が、わずか1票差で3年連続で準優勝に終わった。

15年に初めて決勝大会進出し、16年と17年はともに最終決戦まで進むも、2位に終わっていた。第1ラウンドでは、目先の少し変わったゾンビネタ。審査員のオール巨人からも「力がある」と認められていた。

最終決戦では「もしも親がオレオレ詐欺に引っかかったら」というネタで勝負した。上沼恵美子、松本人志、サンドウィッチマン富沢たけしの3票を獲得したが、4票の霜降り明星に一歩及ばず、今年も栄冠はつかめなかった。

水田信二(38)のボケの安定度が増し、川西賢志郎(34)のツッコミも年々キレを増すなど、戦前から自他共に認める優勝候補の大本命とされていた。