安藤サクラ「まんぷく」仲間が無実訴える20・9%

NHK連続テレビ小説「まんぷく」のヒロインを務める安藤サクラ(2018年1月31日撮影)

女優安藤サクラ(32)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「まんぷく」(午前8時)の6日に放送された第58話の平均視聴率が20・9%(関東地区)だったことが7日、ビデオリサーチの調べで分かった。最高視聴率は初回の23・8%。

同ドラマは、インスタントラーメンを開発した日清食品創業者の安藤百福(ももふく)仁子(まさこ)夫妻をモデルに、戦前から高度経済成長時代の大阪で懸命に生き抜く夫婦の苦労と成功の「敗者復活の物語」が描かれる。

脚本は大河ドラマ「龍馬伝」や、ヒットドラマの「HERO」「ガリレオ」などを手がけた福田靖氏(55)、チーフ・プロデューサーは、福田氏と「龍馬伝」でもともに仕事をした真鍋斎氏(50)が担当する。

また全編ナレーションを女優芦田愛菜(14)が務め、DREAMS COME TRUEが朝ドラで初めて2度目(1992年放送の「ひらり」の「晴れたらいいね」以来で26年ぶり)の主題歌を担当する。

あらすじは、進駐軍が実際に海岸に行き、手りゅう弾を投げたが、魚は浮かんでこなかった。進駐軍は手りゅう弾で魚を捕っていたという、たちばな塩業の男たちの説明は「うそだった」と話した。それでも、福子(安藤サクラ)は萬平(長谷川博己)の釈放を信じていた。しかし、たちばな塩業は専売局から取引停止の可能性があることを告げられる。萬平は進駐軍の取り調べの中でダネイホンについて聴取される。萬平は栄養食品で、必死に世の中の人のために作っていると説明する。

一方、牧善之介(浜野謙太)や加地谷圭介(片岡愛之助)らが進駐軍を訪れ、萬平の誠実な人柄などを語り、無実を訴える。