メジャーデビューを果たしたFANTASTICSのメンバーの素顔に迫るインタビュー企画の第5回は、ボーカル八木勇征（21）の登場です。昨年12月に「ボーカルバトルオーディション」を勝ち抜いて、中島颯太（19）とともに加入しました。

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－アーティストになろうと思ったきっかけは

「中学校の頃、ギターをやっている友人と出会って、学校のイベントで2人で歌ったりしたんですけど、自分が歌うことによって、誰かに何かを感じてもらえることにのめり込んでいきました。ただずっとサッカーをやっていて、サッカーで進学もしていたので、アーティストへの一歩はなかなかつかめませんでした。大学に入ってけがをしたタイミングで、ボーカルオーディションがあって、力試しと思って受けました」

－ちなみにサッカーのポジションは

「センターバックでした。小さい頃は前の方のポジションでしたが、どんどん下がっていきましたね（笑い）。高校の時は、全国へはあと一歩ということが多かったです。サッカーをやっていて、先輩との付き合い方は学んだと思います。当時から、先輩と一緒にいることが多かったので、（瀬口）黎弥くんとは気が合いますし、同じバイブス感じます。いい意味でも悪い意味でも、昔から目立つタイプみたいです（笑い）」

－グループの中での自分の強みは何ですか

「LDHの中でも、歌い方とか、声の芯（しん）のようなものは、今までにいないタイプだと自分では思っていて、そこを追求して、目指していきたいです」

－グループとしての目標は

「とにかく、たくさんの方に知っていただきたいです。いろいろなジャンルの曲だったり、意外性もこれからどんどん出していければと思います。単独ツアーをやりたいですし、たくさん曲を作ってアルバムも出したいです！」

－個人としての今後の目標は

「今は簡易的なものですけど、トラック作りをしています。作詞するために、言葉のキーワードを見聞きしてメモしたり、『かぐや姫』とか昔話を読んで、登場人物の思いを想像して歌詞を作ってみたりもしていて、すごく楽しいんです。引き出しとしてためていけば、いつかFANTASTICSにも還元できるかもしれないので。あとは、歌い方だったりスタイルをまねされる、唯一無二のアーティストになりたいです！」

－好きな言葉は「不撓（ふとう）不屈」

「サッカー部の部訓でした。（中尾）翔太くんも掲げていました。学生の頃は、チームであきらめない心を持つことを心掛けていましたし、個人でも心掛けていきたいと思っています」

－八木さんから見た「堀夏喜」とは

「なっちゃんは、グループの中では唯一同い年です。彼のダンスはクールで、しぐさ1つ1つがかっこいいです。性格はクールっぽく見えても、熱いところがあるので、刺激を受けますし、なっちゃんが行動すれば負けてられないと思える存在です。一緒にジムに行って、なっちゃんをよくノックダウンさせてます（笑い）」

 

◆八木勇征（やぎ・ゆうせい）1997年（平9）5月6日、東京都生まれ。180センチ。O型。マイブームは、トラックメイド、リリック作成、インターネット配信番組鑑賞。