平原綾香がディズニー映画史上初の声優&エンド曲

デビュー15周年ライブを行った平原綾香

歌手平原綾香(34)が17日、東京・恵比寿ザ・ガーデンホールでデビュー15周年ライブを行った。

この日は、03年に「Jupiter」でデビューした記念日。「12月17日にしかやれないことをたくさんやります!」と、同曲をはじめ「今、風の中で」などシングル曲をメドレーで披露するなど、デビューからの軌跡をたどる構成で、ファン800人を魅了。アンコールでは、父でサックス奏者の平原まこと氏も出演し、サックスでセッションをする場面もあった。

さらに、ディズニー映画「メリー・ポピンズ リターンズ」(来年2月1日公開)のエンドソング「幸せのありか」を歌うことを発表し、初披露した。今年3月から上演された同作品のミュージカルで主人公メリー・ポピンズ役を演じていたことから、同映画日本語吹き替え版の声優にも抜てきされていた。同曲は壮大なバラード曲。吹き替えを担当する声優が劇中だけでなく、エンドソングも担当するのは、ディズニー映画でも史上初となり「すごくうれしいです。すごくすてきな場面で歌う曲で、メリーの思いがこもった曲です」と話した。

18歳の時に、当時の所属レコード会社を訪れて「日本語をごまかさずにちゃんと歌える歌手になりたい」と誓ったという。15年の節目を迎えて「自分の声がある限り、これからも、16年目も頑張っていきます」と意気込んだ。