司会経験の相葉と二宮が櫻井翔に先輩風/紅白リハ

リハーサルを終え記念撮影でポーズを決める嵐。左から松本潤、二宮和也、櫻井翔、相葉雅紀、大野智(撮影・滝沢徹郎)

<第69回NHK紅白歌合戦リハーサル>◇29日◇東京・NHKホール

白組司会を務める嵐の櫻井翔(36)が、囲み取材の中で相葉雅紀(36)に「先輩風、強風…」と突っこみ、苦笑した。

16年は相葉、17年は二宮和也(35)と近年、嵐のメンバーが白組司会を務めていることを踏まえ、報道陣からアドバイスを? と促された。それを受けた相葉が「そうっすね…頑張ってね」と励ましたのに対し、櫻井が突っ込んだ格好だ。

一方、二宮は「助言、ないっすよ」とアッサリ返した。嵐として、過去5回、白組司会を務めており「嵐でやっていますから、私たち…(アドバイス)どうこうじゃ、ないんじゃないの?」と笑った。

20周年を迎えた、この1年について聞かれると、大野智(38)は「結構、5人でいたな…というのが印象的。デビュー日(9月15日)に5人で会ったりとか。来年もツアーがあるから、よりいるんだなと。毎年、会う回数が増えている」と仲の良さを強調した。

平成最後の紅白歌合戦への思いを聞かれると、相葉は「平成の記憶しか、ほとんどない。自分の、ほとんどは平成」と感慨深げに語った。

松本潤(35)は、紅白歌合戦の企画で、東日本大震災の被災地・飯舘村にロケに行ったことを引き合いに「災害が多かった平成。今なお、頑張っている方がいる。未来に伝わるステージになれば」と語った。

大野は「ほぼ平成で育った。忘れられないだろうな。歌わせていただくのだから、やっぱり勝ちたい」と意気込んだ。