メロウメロウが「石ノ森章太郎展」アンバサダー就任

石ノ森章太郎さんの「生誕80周年展」アンバサダーに就任したMELLOW MELLOW(撮影・松本久)

女性3人組ダンスボーカルユニット、MELLOW MELLOW(メロウメロウ)が14日、仙台市・仙台ロフトで行われている「石ノ森章太郎 生誕80周年展」でアンバサダーに就任し、ミニライブを行った。昨年に日本テレビで放送したドラマ「石ノ森章太郎物語」を見た3人が感動し、今回のコラボレーションに結びついた。

ライブでは新曲「君にタップ」やカップリング曲「アテンションガール」など4曲を披露した。

セナ(20)は「番組を見て、石ノ森さんをリスペクトです。今回の出会いは運命かも…。アンバサダーとして応援をできてうれしい」と声を弾ませた。仙台でライブを行ったのは今回が初めて。「(なじみの)ファンの人も来てくれたし、地元の人や通行人の人も見てくれた。この場所ではあと3回(19、20、25日)のライブをやるので楽しみです」。

ヒナ(22)は「父が石ノ森さんの漫画を全部集めているほどの大ファン。アンバサダーになったことをすごく喜んでいます」と親孝行になったと明かした。「昨日、仙台に来て名物の牛タンを食べました。今日も食べたので2回連続です」と地元トークでも盛り上げた。

「次に来た時には、お魚を食べたい」と続いたマミ(22)は、今後の目標について「年末に忙しくなること。紅白歌合戦に出て、その後でカウントダウンTVに出たい」。ユニットでの活動を充実させるだけでなく「1人1人が個性を出して活動を広げていきたい」と話した。

メロウメロウは17年10月に結成。昨年6月に「マジックランデブー」でメジャーデビューした。3人とも身長150センチ以内だが、ダイナミックなダンスパフォーマンスとパワフルな歌唱が魅力だ。歌って踊れる「女版・三浦大知を目指しています」と声をそろえた。

「石ノ森章太郎 生誕80周年展」は25日まで同所で行われ、その後に全国各地に展開する予定。