「QUEEN」3話金メダリストが殺人?/見どころ

スキャンダルやトラブルの裏側を主戦場とする鈴木法律事務所の弁護士の氷見江(竹内結子=左)と与田知恵(水川あさみ)(C)フジテレビ

女優竹内結子(38)主演のフジテレビ系連続ドラマ「スキャンダル専門弁護士 QUEEN」(木曜午後10時)の第3話が24日に放送される。

竹内が演じるのは、鈴木法律事務所・危機管理部リーダーの氷見江。法廷ではなくスキャンダルやトラブルの裏側を主戦場に活躍する異色の弁護士で、情報操作のプロ“スピン・ドクター”としてクライアントを窮地から救ってきた天才トラブルシューターだ。

氷見の相棒の弁護士、与田知恵を演じる水川あさみ(35)は「いわゆる法廷に立つ弁護士ではないので、もしかしたら、どういう弁護士なのか伝わりづらいかもしれません。でも、情報を管理して、クライアントを守るという今まで見たことのない弁護士をみなさんにお見せ出来るのは楽しみです」。初めての弁護士役には「法律専門用語を覚えるのは大変だろうなと、最初は身構えていました。そうしたら“危機管理専門”ということで。もちろん、クライアントに事情を説明したりするシーンはありますけど、私が弁護士役に抱いていたイメージとは違うものでしたね」と話している。

第3話では、鈴木法律事務所に次から次へと舞い込む仕事に氷見(竹内)と与田(水川)は休みも取れないと愚痴っている。そんなところに、副所長の鈴木太郎(バカリズム)が新たなクライアントを招き入れた。マネージャの間宮智也(片山亨)とコーチの渡瀬美央(村岡希美)に伴われて現れたのは、フィギュアスケート選手の相馬紀子(白石聖)だった。

世界大会で金メダルを獲得し、日本で記者会見を開いた翌日、紀子は婚約者の塚越健太(穂満佳佑)の家に向かった。そこには、何者かに殺害された婚約者の姿があった。第一発見者であり、凶器から指紋が検出さたため、紀子は警察から最有力な被疑者にされてしまったのだ。紀子は塚越の遺体を前に気が動転し、思わず凶器に触れてしまっただけで、殺害したのは絶対に自分ではないと主張した。さらに、2日後の凱旋(がいせん)パレードが終わったら、生活拠点としているアメリカにすぐに戻りたいので何とかして欲しい、と助けを求める。

氷見、与田、藤枝修二(中川大志)、真野聖子(斉藤由貴)らは、ひとまず他に被疑者がいないか探ることに。すると、塚越は紀子のライバルとして頭角を現しているフィギュアスケート選手の青山リナ(石田ニコル)とも付き合っていたという事実が発覚する。