「未来のミライ」が長編インディペンデント作品賞

「未来のミライ展 時を越える細田守の世界」開会式に出席した、前列左から細田守監督、超特急のリョウガ、ユーキ、後列左からカイ、タクヤ、ユースケ、タカシ(18年7月24日撮影)

「アニメ界のアカデミー賞」と呼ばれる第46回アニー賞の発表、授賞式が2日夜(日本時間3日午後)、米ロサンゼルスで開かれ、細田守監督(51)の「未来のミライ」が長編インディペンデント作品賞を受賞した。同作は24日(同25日)に発表されるアカデミー賞でも長編アニメーション賞候補に選ばれており、弾みがつきそうだ。

同作は、主人公の4歳男児と、未来からやってきた妹との冒険を通じて、家族や子供の成長を描いたファンタジー。細田監督の作品では、15年公開の「バケモノの子」も長編インディペンデント作品賞の候補になったことがあるが、受賞は初めて。同賞は米国で1000館未満の映画館で公開された作品が対象。