007最新作Shatterhandが4月撮影開始

007シリーズ第25作目となる最新作がいよいよ4月6日より、ロンドン市内のスタジオでクランクイン予定であることがわかった。英デイリー・メール紙によると、仮タイトルは「Shatterhand」に決定し、キャリー・フクナガ監督がメガホンを取るという。

主演のダニエル・クレイグにとって最後のボンド役となる同作は、2020年4月8日公開予定となっている。

同紙によると、プロデューサーのバーバラ・ブロッコリ氏とフクナガ監督が、2013年に「それでも夜は明ける」でアカデミー助演女優賞を受賞したルピタ・ニョンゴに出演を説得しているというが、正式に決まっていないようだ。

レア・セドゥ、ナオミ・ハリス、レイフ・ファインズらも最新作に復帰すると報じられているが、メール紙によると、2015年の前作「007 スペクター」でボンドガールだったセドゥの復帰は確実だという。

フクナガ監督は昨年9月、ダニー・ボイル監督が製作側との意見の不一致を理由に辞退した後、監督に就任。「世界一の俳優たちがそろっている。最高の作品になるのは間違いない」と意欲を見せている。(ニューヨーク=鹿目直子)