嵐のバックダンサー「宇宙Six」熱い思いを告白

「のべつまくなし」の取材会を開いた(左から)「30-DELUX」の清水順二、「宇宙Six」の松本幸大、江田剛、山本亮太、原嘉孝(撮影・奥田隼人)

ジャニーズJr.の5人組ユニット「宇宙Six」が25日、大阪市内で、出演するアクションミュージカル「のべつまくなし」(5月15~18日、大阪・サンケイホールブリーゼ)の取材会を開き、「兄さん」と呼ぶ「嵐」への思いを語った。

20年をもって活動を休止すると発表した嵐のバックダンサーを10年近く務めている同ユニット。江田剛(31)は嵐を「誰がセンターになっても輝けるグループ。それぞれが切磋琢磨(せっさたくま)して、輝いている」と長年、目標にしてきたと話した。

「それぞれを尊敬し、認め、ひとつになった時にまた大きくなっていく」という、偉大な先輩の姿に「そういう背中を僕たちは見て育ってきた。その意思や方向性は最後の最後まで見届けたいし、近づきたい」と語った。

松本幸大(30)は「願わくば、テレビとかで共演したい」と熱望。「たぶん、(ジャニーズの)ジュニアや後輩の中でも、嵐兄さんたちの秘密や裏を、一番知っているのは僕らなんですよ」と熱い思いを告白。これまでの恩返しの意味も込め、テレビ共演を「ひとつの夢ですね」と明かした。

原嘉孝(23)は、嵐のライブMCが「(ステージの)裏で話していることをそのままファンの前で話している感覚」だといい、「むちゃくちゃ仲がいいんですよ」と、先輩の素顔を明かした。

バックを長年、務めてきた思いから「最後の最後は、僕たちがサポートしたい」と、話した山本亮太(29)は「僕たちも『宇宙Six』という大きな名前があるので、『嵐』みたいに大きくなっていきたい。そのためには『のべつまくなし』を大成功させなきゃいけないんです!」と、力強く意気込んだ。

清水順二(46)率いる演劇集団「30-DELUX」とのコラボ第2弾となる同公演。和物ミュージカルをテーマに、メンバーが殺陣やアクションに挑戦する。目黒蓮(22)は声での出演。

公演は、大阪公演以外にも、東京(4月25日~5月6日、サンシャイン劇場)、名古屋(5月9日、アートピアホール)、福岡(5月23~24日、北九州芸術劇場)でも上演される。