日本テレビ系連続ドラマ「3年A組-今から皆さん、人質です-」(日曜午後10時30分)の3日放送の第9話視聴率が、12・9%(関東地区)だったことが4日、ビデオリサーチの調べで分かった。
第1話は10・2%、第2話は10・6%、第3話は11・0%、第4話は9・3%、第5話は10・4%、第6話は11・7%、第7話は11・9%、第8話は12・0%。菅田将暉の演技や先の読めないストーリーが注目され、回を増すごとに視聴率が上がっている。
同作は卒業まで残り10日間となった高校を舞台に、菅田将暉演じる美術教師の柊一颯が、永野芽郁演じる茅野さくらたち生徒29人に「今から皆さんは、僕の人質です」と宣言し、ある真実と向き合う姿を描く学園ミステリー。
A組生徒には若手注目メンバーが名を連ねる。甲斐勇人役をGENERATIONS片寄涼太、西崎楓真役を今井裕貴、中尾蓮役を三船海斗、諏訪唯月役を今田美桜、宇佐美香帆役を川栄李奈、自殺した孤高の少女景山澪奈役は上白石萌歌が演じる。捜査一課五十嵐徹理事官を大友康平、瀬ケ山署生活安全課の郡司真人刑事を椎名桔平が担当する。
第9話では、A組生徒が成長して、喪服で教室に集まる場面からスタート。ぽちゃカワキャラの魚住華(富田望生)は、12回の告白の末に須永賢(古川毅)とついに交際していた。そこは柊の「三回忌」で、澪奈のドキュメンタリーを流すと、遅れていた茅野も来る。
時代は戻る。前話で郡司と格闘の末、倒れた柊を救ったヒーロー、ガルムフェニックスは元劇団の仲間、ファイター田中(前川泰之)だった。柊は郡司を人質に取り、警察を撤退させる。
相楽(矢島健一)は、澪奈が亡くなった建物から柊が出てくる動画を投稿。柊には予定通りの行動と言って別れを告げ、文香(土村芳)の引き留めに応じず、警察へ出頭する。
A組生徒たちは、柊がフェイク動画に関わっていることを信じられない。そんな中、柊が教室へ入ってきて、授業を始める。柊は、動画で犯人扱いされることも想定内とし、すべての計画、目的を生徒に明かす。
柊の恋人だった文香が武智の秘密を暴いたことでフェイク動画を流され、精神を病んだこと。柊はその証拠をつかむため、武智のいる高校に入ったこと。がんにおかされていること。そんな中で、澪奈の事件が起きたが、当日武智は会っていないとし、本当の犯人を告げる。
柊は、澪奈が亡くなった日に余命を宣告されたことで、計画に至ったと話す。目的は3つ。1つ目は武智に自分が犯した過ちを気づかせること。2つ目の立てこもった最大の理由は伏せられた。3つ目は、考えることの大切さをA組生徒に伝えること。柊は自らの右手をナイフで刺し、血が出ること、痛みがあること、命を奪えることを諭す。
柊は「みんなには、怖い思いをさせて、本当に申し訳なかったと思っている。でもこの10日間で見違えるほど変わってくれた。それが、何より、何よりうれしかった」と言うと、柊と、A組生徒から涙があふれる。そして、「明日の昼にみんなを解放する。俺の授業はこれで終わりだ」と宣言する。
柊は、茅野の制止をふりほどき、郡司を人質に屋上へ向かう。教室では茅野が「私は澪奈を殺したの」と衝撃の告白。屋上の柊は警察に最後の要求を伝えようとするが、誰かに撃たれてしまう、という内容だった。
次回は最終回。犯人は誰か、エンディングがどうなるか、目を離せない状況だ。