せんだ「4の字固めだけは」デストロイヤーさん追悼

せんだみつお(2017年6月6日撮影)

「金曜10時!うわさのチャンネル!!」で共演したタレントせんだみつお(71)は8日、日刊スポーツの電話取材に「(訃報に)シャワーを浴びながら泣きました」と悲しんだ。

1973年スタートの同番組で初めて会った。「大好きな力道山をいじめた悪役と思ったけれど、実際はジェントルマンでサービス精神も旺盛な人でした」。一緒に飲み会に行くと「みんなを喜ばせるために僕のシャツを引き裂いたりして、その姿のままで帰ったこともあった」とプロレスさながらのエピソードを懐かしんだ。

4の字固めを掛けられるのが恒例だった。「弁慶の泣きどころに未経験の痛みが走った」。ディレクターから「痛い時は『痛い!』と叫んでください。緩めますから」と言われたが、手加減はなかったという。「本人には『痛い!』って言われたら、『もっとやって』と教えていたんだよね」。

当初は楽屋でも覆面を脱がず、素顔が分からなかった。「ある時『せんだ!』と外国人に声をかけられたら、それがデストロイヤーさんだった。ケンタッキーフライドチキンのおじさんのような顔をしていた」。米国の自宅に行ったり80歳の誕生パーティーにも参加した。「芸能史に残る外国人タレント第1号。いつかそちらの世界に行くと思うけど、4の字固めだけはかけないでね」と呼び掛けた。