東京・歌舞伎座で2日、「四月大歌舞伎」(26日まで)が初日を迎えた。平成最後の大歌舞伎は、平成の名前を演目に入れた「平成代名残絵巻(おさまるみよなごりのえまき)」で幕を開けた。
平成が締めくくられ、令和を迎える節目を記念する演目で、坂東弥十郎は、「令和」をアドリブでせりふに入れ、唄の歌詞にも令和が織り込まれた。
昨年9月に長期療養から復帰した中村福助は、同演目で常盤御前を演じている。久しぶりの十二単(ひとえ)を着て、着実に回復している様子を見せた。
平成を振り返り福助は「さまざまなことがありました。歌舞伎を愛し、大切に守り続けたいという気持ちが原動力です。新元号でも精進を重ね、夢をひとつひとつ実現できますよう頑張って参ります」と話している。
「四月大歌舞伎」は、坂田藤十郎、尾上菊五郎、中村吉右衛門、片岡仁左衛門ら、豪華な顔ぶれがそろった。