寺沢武一氏の不謹慎画像流出でプロダクションが説明

寺沢武一氏(2008年06月24日撮影)

SF漫画「コブラ」などで知られる漫画家寺沢武一氏のツイッターで不謹慎画像などが流出した騒動について、寺沢プロダクションが経緯を説明した。

同プロは3日、寺沢氏に代わって管理するツイッターを更新。「昨年の数ヶ月間、寺沢の手伝いとしてマンション別室の書斎に住み込んでいたA子という女性がおりました。しかし、寺沢の盗撮画像(本人曰く7000枚)を撮影・知人へに送信、ライン・Twitterの乗っ取り、睡眠薬投与などの危険行為を行ったことを理由に退去させました。これを逆恨みしたA子が、寺沢からセクハラ行為等を受けたとして某週刊誌に売り込みました。その話しをネタとした某週刊誌が記事を掲載するということが、今回のツイートの背景にあります」と説明した。

寺沢氏は現在、3度にわたる脳腫瘍の手術の後遺症で自立的に寝起きもままならない状態だという。そうした事情や、週刊誌側に提供された画像等はA子の盗撮によるものであることから、同プロは記事掲載中止を要請したが聞き入れられず、そうした状況で「自身の恥となることを承知で、その動画、写真を投稿するという行為に至りました。本人はこの行為を後悔し反省をしております」とのこと。

同プロは「このような精神的な圧迫の中、すでに削除したようなツイートが行われた次第です。投稿した写真その他によって、皆様に不快な思いをさせてしまったことは、本人も悔いておりますし、寺沢プロダクションとしても皆様に大変申し訳なく反省しております」と謝罪し、「寺沢武一は新作を描きあげたいという意欲は保ち続けております。我々スタッフも皆様に新作を披露出来るよう寺沢を支えて参ります。今後とも、寺沢武一を応援、ご支援頂けましたら幸いです」と呼びかけた。