歌手荻野目洋子（50）が6日、東京・渋谷区の恵比寿リキッドルームで、デビュー35周年記念ライブを行った。

今年初の単独公演で、オールスタンディングのライブも35年のキャリアで初めて。

膝上15センチのミニスカート姿で10代のころと変わらぬ美脚で登場。「35周年イヤーを一緒に楽しみましょう」と叫ぶと、約900人のファンで埋まった会場に「お・ぎ・の・め・ちゃーん」の大歓声が響き渡った。「4月3日がデビュー記念日。今日は6日だけど、こうやって皆さんに会えるのは奇跡です」。感謝の言葉にも大きな拍手がこだました。

「ジャングル・ダンス」でスタートしたライブは、中盤で「六本木純情派」「ダンシング・ヒーロー」などのヒット曲をたたみかけた。終盤では、この日のために作詞作曲した新曲「愛とは」の歌唱や、ピアノとギターの弾き語りもあるなど、盛りだくさんの内容で何度も盛り上げた。

アンコールでは親友LiLiCo（48）が駆けつけてケーキで祝福。「35周年頑張ったね」というLiLiCoに「ケーキなんて聞いていないですよぉ～、いや～だも～」と驚いていた。

節目の年を迎えた荻野目は、今年1月放送のNHK－BSプレミアムドラマ「ネット歌姫」で23年ぶりにドラマ主演をするなど、女優としても意欲的に活動を展開している。「私は幸せ者です。これからますます精進します」。

50代に突入した荻野目ちゃん。3人の子どもを持つママとしても奮闘中で、公私に渡って充実した35周年イヤーに突入している。