高橋一生はKD男子「結婚できない。無理だなと」

東京・渋谷駅近くの渋谷ストリームに掲示された巨大ポスターの前でポーズを決める、左から滝藤賢一、高橋一生、斎藤工

高橋一生(38)主演のテレビ朝日系連続ドラマ「東京独身男子」(13日スタート、土曜午後11時15分)の制作発表が7日、都内で行われた。

アラフォーで独身生活を謳歌(おうか)していた3人の男子を高橋、斎藤工(37)、滝藤賢一(42)が演じる。AK男子=「敢(A)えて結(K)婚しない男子」たちが一転して、結婚を目指して苦闘するラブコメディー。

メガバンク勤務の石橋太郎を演じる高橋は「滝藤さんからにじむ、いいお父さん感がたまらない。こういう人がお父さんだったらいいですね。工さんはおちゃめな部分があって、俳優さんってすごいなと思った」と話した。

審美歯科クリニック医院長でバツイチの三好玲也を演じる斎藤は「日々、楽しくて。身につまされることも多いのですが、楽しい作品になっている。一生さんが来ると必ず晴れるんです。まるで神。このドラマは神が主演。大きめの買い物をする時は、一生さんに相談します」。3人のバランスについて斎藤は「僕、何度もおふたりに抱かれたいと思ったことがあります。おふたりともお体が美しい。彫刻のような造形。完璧です。好きです。幸せなワンクールをすごせます」と笑顔を見せた。

大手弁護士事務所のボス弁で最高峰独身男子の岩倉和彦を演じる滝藤は「この2人がもてなかったら、おかしい。一生さんは背負っているものが多い。少年のようなところがあって、こういう演技があるんだと思わせてくれる。斎藤さんはいつも全力で、バラエティーでも芸人魂を感じる」と話した。

それぞれ、自身をローマ字2文字の男子に例えると、高橋は「KD男子。いいわけはしたくない。結婚できない男子。無理だなと思いました」。斎藤は「TC男子。トイレット近い男子。肝心なときに、タンクがたまっているわけじゃないのに行きたくなる」。4児の父親の滝藤は「KD男子。子だくさん男子です」と笑った。