アキナ秋山「超すごくて」関西発ビッグバンド誕生

お披露目され、楽器を持つ「ビッグバンド」メンバー、前列でバンド名を持つのは審査員の(左から)清水興、立川直樹氏、中沢ノブヨシ、左はこの日のMCを務めた「からし蓮根」の伊織(左)と杉本青空

お笑いコンビ「アキナ」がMCを務めるMBS「関西発!才能発掘TV マンモスター+」(水曜深夜1時59分=関西ローカル)内の企画「ビッグバンド」オーディションのメンバーお披露目会見が14日、大阪市内で行われた。

関西に眠るマンモス級のスター「マンモスター」を発掘する番組プロジェクトの第4弾。年齢や性別、プロ・アマを問わずにオーディションが行われ、エントリー総数448人から選ばれた47人がこの日、発表された。楽器はトロンボーン9人、トランペット13人、サックス25人。最年少は14歳中学生から、最年長は60歳まで幅広い世代で構成され、お笑いコンビ「からし蓮根」の杉本青空(25=アルトサックス)や女性コンビ「爛々」の萌々(21=トランペット)も育成枠でメンバー入りした。

審査委員長を務めたプロデューサーの立川直樹氏(70)は予想以上のエントリー数に「大変でした」と選考を振り返った。今後の活動はメンバーの中から選ばれた1軍(13人程度)が毎回選抜されて、演奏を行う。立川氏は「野球チーム」を例に「層の厚い団ができた。僕らも相当、期待していますし、面白いことができるんじゃないかなと思います」と話した。

コメントを寄せたアキナ・秋山賢太は「むちゃくちゃかっこよくて、超すごくて、本当にすごいグループになっております」と期待した。

この日はバンド名も発表され、音楽の限りない可能性を込めた「MUSIC UNLIMITED ORCHESTRA」に決まった。

メンバーは4月29日、滋賀県東近江市で開催される「びわこジャズ東近江2019」でデビューライブを行い、今後は月1回の定期公演や音楽イベントなどに出演していく。

立川氏は05年の愛地球博で、日本フィルハーモニー交響楽団と布袋寅泰、松任谷由実らを迎えたイベント「Love The Earth」のプロデュースを手がけるなど、広い交流を持つ。「声をかけたら(一緒に)やってもいい」というアーティストに「LUNA SEA」のボーカル河村隆一らを挙げてメンバーを驚かせた立川氏。倖田来未らにも声をかけていると明かし、メンバーには「ビビんないでやっていただけたら」と笑顔で声をかけた。