戸塚祥太「自分の中に新しい命」舞台で覚醒の予感

ビートルズ創成期を描いた舞台「BACKBEAT」の会見で、スチュアート・サトクリフ役の戸塚祥太はライブを披露(撮影・浅見桂子)

A.B.C-Z戸塚祥太(32)らが出演する舞台「BACKBEAT」(5月25日初日、東京芸術劇場プレイハウス)の制作発表が15日、都内のライブハウスで行われた。

世界的なバンド「ザ・ビートルズ」がドイツのハンブルクで巡業をしていた下積み時代を描く。当時は5人で活動をしていた。

戸塚は、メジャーデビューを目前に21歳で死去したベーシストのスチュアート・サトクリフを演じる。

この日、初めて人前で演奏をした戸塚は「楽しくて興奮した。自分の中に新しい命が生まれたみたいな感じがする」と演奏の出来栄えに納得顔。「天国のジョン(・レノン)が『ロックだぜ』って言ってくれているような気がする。頑張ります」と気合を入れた。そして「このキャストで舞台ができるのは運命。ビートルズの青春時代を丁寧に描いていきたい」とアピールした。

ジョン・レノン役は俳優加藤和樹(34)。「今日、人前で初めて演奏をしたけど1つになれた。本編は20曲の生演奏がある」として、芝居の演技も大切だが「歌も大事」と気を引き締めた。

ふぉ~ゆ~辰巳雄大(32)はジョージ・ハリスン役。「ほとんどギターが弾けなくてドキドキしていた状態からここまできた。本番では、お客さんをドキドキさせたい」と意欲的だった。

ほかにJUON、上口耕平、夏子、鈴木壮麻、尾藤イサオらが登壇した。

公演は兵庫、愛知、神奈川でも行う。