吉本興業とNTTが共同で発信「遊びと学び」

「Laugh&Peace_Mother」発表会見に出席した、左から沢田純NTT社長、北川直樹クールジャパン機構社長、大崎洋吉本興業会長

吉本興業とNTTが共同で発信する、「遊びと学び」を発信するプラットフォーム「Laugh&Peace_Mother by NTT Group」の発表会見が21日、沖縄・那覇で行われた。

大崎洋吉本興業代表取締役会長(65)は「ハイサイ!」と沖縄の方言であいさつ。「本日は安倍首相はまいりません」とボケをかました。

「先週、ミラノに行ったら塗り絵がはやっていて、対象年齢が3歳から70歳だった。このアプリも3歳から70歳が対象。Amazonやネットフリックスがはやっている中、動画を配信する国産のプラットフォームを作って適正配分したい」と説明した。

「コンテンツは日本が誇る遊びと学び。ドラマでも、バラエティーでもなく、僕たちがゼロから作る。配信で“空中戦”をやるんですけど、授業を世界中に発信して“地上戦”も粘り強くやっていく」と話した。

そして「吉本には900人の社員と6000人の芸人がいるんですが、喜びを共有した。まあ、6000人って言っても、半分くらいは犯罪予備軍なので3000人くらいですが。すんません」とボケた。

日本を代表する柔らかい吉本興業、同じく堅いNTT、そしてクールジャパン機構が出資して、沖縄に事業運営会社を設立。今年10月をめどにサービスを開始する。