広瀬すず「なつぞら」番長から呼び出し23・1%

NHK「なつぞら」の会見を行った左から松嶋菜々子、粟野咲莉、広瀬すず、草刈正雄、藤木直人(2019年3月6日撮影)

女優広瀬すず(20)が、ヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「なつぞら」(月~土曜午前8時)の22日に放送された第19回の平均視聴率が23・1%(関東地区)だったことが23日、ビデオリサーチの調べで分かった。最高視聴率は第15回の23・6%。

同ドラマは、戦争で両親を亡くし、父の戦友の養女として引き取られたヒロイン奥原なつ(広瀬すず)が、北海道を舞台に、亡き父の戦友の柴田剛男(藤木直人)と妻富士子(松嶋菜々子)、柴田夫妻の父泰樹(草刈正雄)に育てられ、豊かな想像力と開拓者精神を生かし、アニメーターを目指す姿を描く。脚本家の大森寿美男氏のオリジナル作品。元AKB48で女優の渡辺麻友、井浦新、染谷将太、伊原六花、小手伸也らが朝ドラ初出演。ほかに貫地谷しほり、中川大志、麒麟の川島明、木下ほうか、角野卓造が出演する。また、語り(ナレーション)をなつの父親という設定で内村光良が担当する。

あらすじは、演劇部に参加することになったなつ(広瀬すず)だったが、いざ入ると練習はとても厳しく、酪農の仕事もこなし、両立が次第に厳しくなっていった。その頃、農協では泰樹が反対した状況では酪農家は一致団結できないと問題がややこしくなっていた。そんな時、なつは突然、不良学生風の男子生徒たちに取り囲まれ、「ある人が呼んでいる」と呼び出された。生徒らについて行くと、少し風貌が怖い番長の門倉努(板橋駿谷)がいた。門倉は演劇部に女子が入部することに異議を訴えていた。しかし、なつに「女が演劇やったらだめなの」などとうまく言いくるめられ、クラスメートの居村良子と一緒に入部することになった。また、倉田先生の台本「白蛇伝説」の下書きも出来上がり、みんなでまわし読みした。