広瀬すず「なつぞら」天陽に絵画を依頼22・4%

NHK「なつぞら」の会見を行った左から松嶋菜々子、粟野咲莉、広瀬すず、草刈正雄、藤木直人(2019年3月6日撮影)

女優広瀬すず(20)が、ヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「なつぞら」(月~土曜午前8時)の23日に放送された第20回の平均視聴率が22・4%(関東地区)だったことが24日、ビデオリサーチの調べで分かった。最高視聴率は第15回の23・6%。

同ドラマは、戦争で両親を亡くし、父の戦友の養女として引き取られたヒロイン奥原なつ(広瀬すず)が、北海道を舞台に、亡き父の戦友の柴田剛男(藤木直人)と妻富士子(松嶋菜々子)、柴田夫妻の父泰樹(草刈正雄)に育てられ、豊かな想像力と開拓者精神を生かし、アニメーターを目指す姿を描く。脚本家の大森寿美男氏のオリジナル作品。元AKB48で女優の渡辺麻友、井浦新、染谷将太、伊原六花、小手伸也らが朝ドラ初出演。ほかに貫地谷しほり、中川大志、麒麟の川島明、木下ほうか、角野卓造が出演する。また、語り(ナレーション)をなつの父親という設定で内村光良が担当する。あらすじは、倉田先生(柄本佑)は、演劇の脚本「白蛇伝説」が出来上がり、なつや雪次郎(山田裕貴)らに台本を手渡した。そこでなつには泰樹の思いを鑑みて、ストーリーの重要な役を与えた。さらに舞台の背景の絵についても絵が描けるなつに相談。なつは倉田のイメージが雪月に飾ってあった絵画だと知り、その絵を描いた天陽に依頼することを提案。そして山田家に向かい天陽から絵を描いてもらうことの了解を得た。その山田家では飼っている牛からとれた牛乳を味見してほしいと頼まれた。なつは味見すると自分の所でとれた牛乳と味は変わらないように思えたが、天陽の父正治いわく、乳脂肪が低く安い値段で引き取られるということだった。家に戻ったなつは、泰樹に相談したが、いい返事は返ってこず、また泰樹とギクシャクした感じになった、という内容だった。