テレ朝社長「深くおわび」アメトーク差別的表現謝罪

東京・六本木のテレビ朝日

テレビ朝日の定例社長会見が23日、都内の同局で行われ、角南源五社長(62)が出席した。

同局は19日、2月14日放送のバラエティー番組「アメトーーク!」(木曜午後11時15分)の「高校中退芸人」特集において、事実と異なる内容や差別的な表現があったとして、公式ホームページに謝罪文を掲載した。角南社長は「大阪府立西成高校と西成地区についてのエピソードを紹介した中に、事実と異なる内容や差別的な表現がありました。多大なご迷惑と不快な思いをさせましたことを、深くおわびいたします」と謝罪した。また「番組制作において、より丁寧な作業を心掛けていきたいと思います」と述べた。

再発防止のために制作部署のスタッフを集めた勉強会を行うとし、「各種社内会議、イントラでの告知、研修で再発防止のための注意喚起をしていきたい」と話した。

14日の放送で、大阪府立西成高校について「椅子と机がつながっている理由は投げられないようにするため」、西成地区を「行かない方がいい地域」などと紹介していた。