セクゾ誓った不変の「セクシーアイドル」進化止めず

「Sexy Zone LIVE TOUR 2019 PAGES」の記念撮影でポーズを決める、左から菊池風磨、佐藤勝利、中島健人、マリウス葉(撮影・滝沢徹郎)

Sexy Zoneが2日、全国ツアーの神奈川公演を横浜アリーナで行った。元号が「令和」に変わって初のライブに菊池風磨(24)が「令和1発目、横浜~」と絶叫。中島健人(25)も「新しい歴史をつくりましょう」と続き、オールスタンディングの1万5000人を鼓舞した。

3月発売のアルバム「PAGES」を引っさげてのツアーは「人生のアルバム」がコンセプト。ファンとメンバーの濃厚な思い出作りのために、自分たちのアイデアで3年ぶりにアリーナに花道や外周を設置した。1曲目「カラクリだらけのテンダネス」から客席に飛び降り、ファンとの接近を楽しんだ。中島が「ファンの香りまで感じることができる」とジョーク交じりに話すほど、徹底的にファンとの距離を縮めることにこだわった。

「Sexy Summerに雪が降る」では冒頭のアカペラ歌唱で息のあったハーモニーを届けた。その後で、中島のピアノと佐藤勝利(22)のギターの生演奏を披露。「恋がはじまるよーー!!!」の歌唱では、ランドセルを背負って小学生に扮(ふん)して盛り上げた。

歌唱とトーク、コミカルな演出で走りきった約2時間半。ツアーは5月の和歌山公演まで、過去最大規模の34万8000人を動員する予定。マリウス葉(19)は「新時代になっても『令和アイドル』として、新しい時代も引っ張っていきたい」。“セクシーアイドル”は新時代でも進化を止めないと誓った。

ジャニーズ事務所先輩の東山紀之(52)と櫻井翔(37)が客席から4人を見守った。東山は「初めて彼らのステージを見たけど『令和』は彼らの時代だね。ファンがすごく喜んでいた」と後輩の活躍に目を細めた。櫻井も「毎年、彼らのライブを見ています。たくさんの人に愛される後輩の活躍がうれしい。これからが楽しみです」と話した。