井ノ原快彦「特捜9」第5話も2桁キープ12・7%

テレビ朝日系ドラマ「特捜9」に出演する寺尾聰(18年3月撮影)

8日に放送された、V6井ノ原快彦(42)主演のテレビ朝日系ドラマ「特捜9 season2」第5話の平均視聴率が12・7%(関東地区)だったことが9日、ビデオリサーチの調べで分かった。

初回は15・2%、第2話は12・3%、第3話は11・6%、第4話は13・1%だった。

06年4月期放送開始の「警視庁捜査一課9係」に続く新シリーズとして、18年4月期にスタートした「特捜9」の第2弾。個性派ぞろいの捜査一課特別捜査班「特捜班」の活躍を描く。井ノ原のほか羽田美智子、津田寛治、吹越満、田口浩正、山田裕貴、中越典子、原沙知絵、寺尾聰がレギュラー出演する。

第5話のゲストは村岡希美、犬飼直紀、中村まことほか。特捜班メンバーは貿易会社社長宅の火事に遭遇する。現場に駆けつけた浅輪直樹(井ノ原)、青柳靖(吹越)、矢沢英明(田口)は取り乱した様子の家政婦、赤羽柚月(村岡)から、社長夫人がまだ室内に残っていることを知らされる。しかし、柚月は直樹が現場で発見した腕時計を目にした瞬間態度を変え、「私が火事を起こした」と言い始める。

焼け跡から発見された遺体は、有名セレブ妻の間野妃里子だった。柚月は自分が窓を閉め忘れたため、アロマキャンドルの火がカーテンに燃え移り火事になったと語るが、直樹は柚月の動揺する姿に、彼女が何かを隠しているのではないかと疑う。

火事を通報した妃里子のスタイリスト、亀谷有三も、柚月があらゆる家事をこなすスーパー家政婦で、窓を閉め忘れるミスをするとは思えないという。

解剖により妃里子の死因が火災によるものと判明し、事件が業務上過失致死傷として落ち着きそうになる中、青柳は裏口の防犯カメラに男が出入りする姿を発見する。